供給過多な公認会計士

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公認会計士と言えば、難関国家試験の一つである公認会計士試験を突破したエリートであるというイメージが強いでしょう。実際、公認会計士として仕事をされている方は、高給を得ている方が多く、夢のある職業です。
公認会計士として実務に携わっている方々のうち、監査法人で勤務されている方は、高い給与を得ている代わりに、極めてハードな仕事をこなされています。特に、最大手の監査法人になると、日本の名だたる大企業(東証一部の中でも時価総額トップ100に入るような企業)の監査を担当していますので、その業務量は想像を絶するものです。特に、監査法人の業務には、決算期との関係で繁忙期というものがあり、その間は毎日深夜までハードワークをせざるを得ない状況にあります。
このような公認会計士という職業ですが、ここ最近は公認会計士試験の合格者が増えて、大手の監査法人に就職することがなかなか難しくなってきているようです。公認会計士は、弁護士や司法書士などと違い、個人での業務というよりチームでの業務が一般的ですから、これから公認会計士業界に入っていく新人にとっては、なかなか厳しい状況が続くでしょう。

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