税理士は、事業を行う上でなくてはならない存在ではないでしょうか。税金という分野は専門性が高く、弁護士などの法律の専門家であっても、税金に疎い方はたくさんおられます。この点、税理士の先生方は、税金に関するあらゆる知識を習得し、また、常に磨いておられますので、特に中小企業の経営者にとっては、税理士の先生にアドバイスを求めることによって、大きな節税効果を実現できることも多いです。
このように、税理士という仕事は、税金・節税のアドバイスというイメージが従来から強く残っていますが、現在の税理士は、新しい業務分野を開拓しています。それは、税金に関するアドバイスに限らず、中小企業の経営全体のコンサルティング業務です。
経営とは、税金に対する理解がなければ正しい選択をすることができません。たとえば、減価償却に関する正確な理解がないと、設備投資のタイミングもわからないでしょうし、経費に関する理解が足りないと、資金繰りに窮するのは目に見えているでしょう。そこで、税理士という専門家が、税金に関する知識をベースとした総合的なコンサルティングサービスを提供しているのです。
